生体為害性を抑え
自然治癒力を引き出すオーダーメイド医療への挑戦
世界に1人だけの自分へ
三者三様、十人十色、という言葉で古くから表現される通り、同じ人間は世界に1人も存在しません。好み、考え方、感じ方は人それぞれで、どれ1つをとっても誰かと全く同じであるということはないでしょう。
例えば皆さんは、肌に触れる衣服を選ぶ際、サイズや色味、素材といった自分の好みを十分考えると思います。
それでは直接、体内に入る薬や材料を選ぶ場合はどうでしょうか。
現代医学は、患者を病名や診断名で一括りにして一定のガイドラインに沿った治療を施すという、個人の特性に必ずしも寄り添わない場合があります。
本来、医療こそ人の身体に直接的に介入するため、「個人」をより注意深く観察し、診断、治療する必要があるのではないかと思います。
個々人の特性に触れずに選んだものを、身体の一部として受け入れることは自然だと思いますか?
口と全身は繋がっている
医療の細分化により身体は繋がりを失いつつあり、特に歯科は口に特化した医療分野だと思われがちです。
「私たちの身体は食べたものからできている」と言われるように、私たちを形作るきっかけとなる場所は「口」であり、食べ物は口で咀嚼され、様々な消化器官で体内に吸収され、全身の臓器にエネルギーを分配することで、健康を保つ役割を果たしています。
もしその第一歩である口の中に身体に合わない被せ物が入っていたり、噛み合わせがうまくいっていなかったりすると、全身に影響を与える可能性があります。これは食べ物の消化の問題だけでなく、筋の硬直や骨格の歪み、ひいては頭痛や冷えなどの不定愁訴に繋がることも少なくありません。
自然治癒力は完璧ではない
人間には自然治癒力が備わっていることはご存じだと思いますが、こういった医原性(医療行為が原因となって起こる病気や障害)の問題や、発育過程で正常に発達してこなかった部分があると、人間の自然治癒力は常に正しく人間に働いてくれるわけではないのです。
特に昨今は5Gの導入により更なる電磁波の影響下に晒され、その他にも食品添加物の多量摂取、化繊の衣料品、多量の服薬などによりさらに自然治癒力は損なわれ、不定愁訴を訴える人が増えています。
当院での取り組み
当院では、電磁波や水質に留意した環境の下、口の中に入れる被せ物や材料はキネシオロジーなどを用いて個々人に適した材料を選択していきます。
また長期の不正な噛み合わせによる筋硬直をマウスピースにより正しい筋肉の位置に戻したり、ホメオパシーやビタミンC 点滴を用いた自然治癒力の促進により健康に過ごせるようなご提案を出来たらと思っています。
その他にも、骨格の定まっていないお子さんの噛み合わせを健全なものに導く小児矯正を行なったりと、多岐に渡る方向から、患者さん個人に最適な治療を行いたいという考えの下、歯科医療のオーダーメイドに挑戦していきたいと考えています。